久々のゴールデンウィーク、京都から帰って来たムスコともども、岩手県に行ってきました。
初岩手。
というか、ほぼ初東北。(スキー@蔵王除く)
関西人にとって東北は遠いのよ。
ホントに気分は
みちのく。
なんと言っても行きたいのは盛岡でしょう。
どうやらワタクシが日本にいない間に、天然生活やクーネル系のスタイリスト&人気ブロガーの中で、一大北東北ブームが起こっていたようで。
知らなかったわー
20代後半〜40代女ってとこでしょうか。
籠やら器やら布やらいろいろね。
女の買い物欲ってすごいパワーだわ……
日本のある部分を確実に動かしてるな。
そして旅の感想は一言で
寒い!!
なめてたわー東北。
気分はドイツよ。
どよどよした空だし、雨混じりだし。
木々はまだ芽吹いてないし。
いやー寒かったです。
では気を取り直して旅レポート開始。
一番最初に訪れたのが、南部鉄器の「釜定」。
アイアン好きにはたまんない店でございます。
鉄瓶ほしい(>_<)
しかし、ワタクシは銅のやかんを買った。
そう、もう鉄瓶とはさよーならー
でも急須だったら?
た、高い……
急須に4万円とかありえないし。
という心の中の葛藤は別として、目論見通り鍋敷きにロックオン。
なんだかね、デザインが北欧っぽい。
この後に見た光源社の暖簾も多分アイヌの意匠なんだろうけれど、ものすごく北欧のイメージ。
北半球の北の国、1万km離れていても、どこかで似通うものがあるのだろうか?
元々デザインは身近にあるものから起こされているから、山や川の形状、動物の動き、植物の生命力、そんなものからインスピレーションが浮かんで、それが北国同士どこか相通じるものがあるのかも。
そして北欧っぽいとの感想と同じことなんだろうけれど、日本ぽくない。
日本のちまちま細部に趣向を凝らして行く方向性とは全く違う。
やっぱり「日本ぽい」もののルーツは近畿地方にあって、それが放射状に日本全国に広がっていって、それがここ蝦夷に届く頃には完全に薄まって、アイヌ民族の文化圏に呑み込まれた感じ。
岩手に滞在中、ずっとそんなことを感じてましたよ。
続く
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