日々の生活に欠かせない
衣食住
ほぼ二重生活の様相を見せている我々ですが、食は自分で作るから、あんまり街と山の差はありません。
住はそりゃ違いますよ。
まず環境が違う。
コンクリートの家と木の家。
気温も違う。
湿度も違う。
でも基本、自分たちで設え、整えているのでそこまでのギャップはない、というのも事実。
ところが衣だけはね。
今回山小屋から帰ってきて、寝室に金曜日に仕事にきて行ったケープ(エンポリオアルマーニ)があって
これ誰の?
と思っちゃったわけですよ。
はい。私のです。
私がミラノで買ったものです。
お気に入りです。
普通に使ってます。
しかし、山小屋では全身UNIQLO。
ウルトラライトダウンに暖パンヒートテックがユニフォーム。
それ以外のものはエプロンくらいしかつけてない。
これって私のこれまでの人生ではありえない選択なんですよ。
お洋服大好き。
多分血だよな。
会ったことのない爺さんは洋服屋。
亡くなった伯母は戦前は一日三回お召し替えしてたらしい。
そんな私が全身UNIQLOなんてありえない。
しかし、山ではこれが一番なんですよ。
悔しいけどね
なのでずーっとUNIQLO三昧の時間をすごし家に帰ってきて、イタリアの服を見て、これ誰の?と思った瞬間は
ショックの一言!
私のアイデンティティは?
ものすごく二重人格になった気分。
ま、数秒後に二重人格は重なりましたがね。