プログラムの全容が見えてきました。
音楽自体が
ラフマニノフの鐘パート
16ビートと8ビートのミックスのPOPSパート
鐘の詠唱とPOPSのミックス
と三部構成になってて、その切り替えがスケートでも行われているからあっという間の4分間。
おどろおどろしい鐘のパートはヴォーギングのような上半身の動きと重要なトリプルアクセル、POPSパートはステップシークエンスとジャンプの畳み掛け、そして両人差し指を立ててさあここからコレオステップ始まりますよーという合図と共にリンク爆速。
スピンでプログラムを締めるからには、もう少し。
頑張れ!
1本のショーを見ているような感覚に襲われます。
新しいフィギュアスケートの片鱗が見えたのではないでしょうか。
これまでも音楽と一体化していた髙橋のスケートですが、このフリープログラムはそれとも違う。
ベース音がないと曲が成立しないように、もはや彼のスケートがあって、このペールグリーンゴーストという曲が完成するかなのような錯覚を覚えます。
驚異の体幹とスケーティングスキルで、最初以外4分間ほとんど両足で立つことはありません。
エッジ角度30度くらい?
三角定規当てたい。
常にこの斜めってるスケートが髙橋ならでは。
上半身の動きは日舞、ダンスを経験して圧倒的に進化してる。
彼が望む場がどこにあるのか、たぶん彼自体がまだわかっていないのではと思われますが、まずは今年の最終目標と言っている全日本の最終グループ入りを目指して、大輔ファイト!
四回転入れるんだろうなあ。
なくてもいいと思うんだけど、でも入れるんだろうなあ。